最終更新2019/8/21
社会に出るのが怖い、このままの気持ちで就職して働いても長続きする自信が無い。。
そんな不安を抱えているニートの方も多いのではないでしょうか。
私自身ニート生活が長かったために社会が怖い、働くのが怖いという感情を常に持っていました。
そのせいでそろそろ就職に踏み出さなきゃと思ってもなかなか行動に移せなかった時期があったんですよね。
この記事では「社会が怖い!働くのが怖い!」と感じていた元ニートの私が少しだけポジティブになれた方法を紹介するので、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
社会が怖い、働くのが怖いを克服するまでの3ステップ
心に根付いた恐怖をすぐに消し去るのは厳しいです。
無理してトラウマを大きくしては元も子もないので、簡単なところから少しずつ克服していくことをおすすめします。
手順としては下記の3ステップが良いかと思います。
- STEP.1 社会が怖い、就職して働くのが怖い理由を整理する
- STEP.2 仕事に対するイメージを変える
- STEP.3 就職するきっかけを作る
特に重要なのがステップ1の社会が怖い、就職して働くのが怖い理由を整理することです。
恐怖を感じるのには、過去のトラウマなど必ず理由があるはずです。
その理由を理解しない限りは根本的解決にならないので、ゆっくりと考えてみてくださいね!
これから3つのステップを解説していきます。
STEP.1 社会が怖い・働くのが怖い理由を整理する
社会が怖い、就職して働くのが怖いと感じている方はまず、なぜそう感じるのか原因を見つけることが大切です。
ほとんどの方は何かしらの理由があって “怖い” という感情が生まれているはずなんですよね。
詳しい理由については人それぞれだと思いますが、下記のどれかに当てはまる人がほとんどではないでしょうか。
- 人と接するのが怖い
- 怒られるのが怖い
- 自分の経歴を伝えるのが怖い
- 持病(心の病気など)が不安
人と接するのが怖い
長い間ひきこもっていたから人との接し方がわからなくて怖い。。
以前に働いていた職場でひどいめに合ってから人と接するのが怖くなった。。
理由は人によってさまざまだと思いますが、人と接するのが怖いと感じている方は多いです。私もこれに当てはまっていました。
人を接するのが怖いを克服する方法としては人間全員がひどい人ではない、優しい人も存在するということを理解することです。
私の場合は家にひきこもっていたために人との接し方が分からなくなったということもありますが、職場での人間関係からトラウマレベルにまで達してしまいました。
ブラック企業で給料がちゃんと振り込まれない、正しいことを主張したら社長や上司からパワハラを受ける。そんなひどい労働環境に身を置いたことにより、人間不信に陥ってしまいました。
上記の話は私のパターンですが、人と接するのが怖いと感じる方は過去に人からひどい扱いを受けたり拒絶された経験があるのではないでしょうか。
ですが、人間すべてが怖い人ではないし優しい人も存在するんですよね。
そう思えるようになれば、少しずつ気持ちが楽になっていくのではないかと思います。
会社で理不尽な目に合ったのがトラウマという方はそうならないために、評判の良い就職支援を利用してホワイト企業を探すのがおすすめですよ!
怒られるのが怖い
就職して仕事をうまくこなせる自信がない。失敗して怒られるのが怖い。。
仕事をした経験のない方、以前に働いていた職場でひどく怒られた経験を持つ方はそんな不安に襲われている人もいるのではないでしょうか。
怒られるのが怖いを克服する方法としては、怒られるのは別に悪いことじゃない、理不尽に怒ってくるやつはクソ野郎だから気にしなくてOKと考えられるようになることです。
最初から完璧に仕事をできる人なんて存在しません。それにベテランの人間だってミスをすることは絶対にありますし、完璧な人間なんてこの世にいないと私は思っています。
怒ってくる先輩だって絶対にミスをしますし、その仕事を始めたばかりの時はあなたと同じように仕事の手順なんてわからなかったはずです。
もちろん後輩のことを思って怒ってくれている場合もありますが、理不尽に怒られるようであればそいつはナメクジ野郎です。
そんな人に怒られて自分が傷つく必要なんてないので、心の中で「あーいつもの説教ね、はいはい」ぐらいに思って気にしないことをおすすめします。
それを反面教師にしていずれ自分に後輩ができたときには優しくしてあげてください!
話が少しそれてしまいましたが、完璧な人間なんて存在しないし仕事を始めたばかりの頃はみんな絶対にミスをします。そして先輩が厳しい人であればどんなに優秀な人間でも怒られます。
身構えすぎずにゆるーい気持ちで仕事するくらいがちょうど良いですよ!
自分の経歴を伝えるのが怖い
ニート生活が長かったから経歴書に書くことなんてない。空白期間がバレてしまう。。
ずっとフリーターで定職に付いたことがないから経歴書に自信がない。とくに理由があってフリーターをしていたわけでもないし。
ニートやフリーター生活が長い人は経歴に自信が持てないですよね。
そんな自分の経歴を伝えるのが怖いという気持ちを克服する方法としては、開き直って受け入れる、そしてうまいことサポートをしてくれる人を探すことです。
今は書類選考なしで面接まで進めさせてくれる就職支援が存在します。
経歴書で落とされて面接まで進めないなんてことはないですし、良い就職支援を利用すれば経歴書の作成までサポートをしてもらうことができます。
ニートやフリーターなど空白期間が長い方は下記の記事を読んでみてくださいね!
心の病気が不安
心の持病のせいで仕事に影響がでるかもしれない。いつ発作が起きるかわからないし不安。。
職場の人に心の病気がバレるのが怖い。こんな状況で働けるのか自信がない。
心の持病を持っていて不安を抱えている方もいるかと思います。
心の病気が不安という気持ちを克服する方法としては、最初から勇気を出してカミングアウトしてしまうことです。
そんな勇気があるなら最初から悩んでない!と思うかもしれませんが、心の病気を隠して働いていた経験があるからこそ私はそう思います。
私は心の持病を隠して就職、働き始めた後も職場でパニック障害の発作が起きて同僚にバレるんじゃないかという恐怖をつねに抱えていました。
家族や友人にすらカミングアウトしていない私としては、パニック障害が同僚にバレるのは絶対に避けたいと考えていたんですよね。
しかし今になって思うと、隠しているかぎり不安が消えることはないのです。
いずれ心が疲労して限界がくるのは目に見えています。
なので、会社に入社するよりも事前にカミングアウトするべきなんです。
もちろんそれが簡単ではないと思います。
打ち明けたら面接に落とされるかもしれない、そもそも言う勇気がない、私だってそう考えると思います。
しかし、そんな心の持病で悩んでいる方をサポートしてくれる就職支援も存在するのです!
私が知っているところだと就職Shopがそれに当てはまります。
就職ショップでは
キャリアコーディネーターさんに
持病を開示しました!
まさかここまで支援してくれはるとはな。
持病というのは、統合失調症と
ドライアイと眼精疲労のことで、
それを踏まえて正社員登用が目指せるらしいので
私は就職ショップやリクルート
転職支援を利用して大正解!— こころがびょうきのひと@ヒンル (@Hinru4chan) 2017年8月16日
面接する企業に自分から心の持病をカミングアウトするのは難しいですが、就職支援の方が間で仲介をしてくれると非常に心強いですよね!
就職Shopが気になる方は下記の記事で詳しく解説しているので読んでみてくださいね。
STEP.2 仕事に対してのイメージを変える
2つ目のステップは仕事に対してのイメージを変えること。
社会が怖い、働くのが怖いという気持ちを完全に克服するのは正直きびしいと思います。
私自身も恐怖を感じる原因を特定したものの、怖いという感情を消し去ることはできませんでした。
しかしそんな不安な気持ちを軽減させる方法は会得しました。
それが下記の2つ。
- 人に嫌われても良いと考える
- 仕事はお金を手に入れるための手段と考える
これから詳しく解説していきます!
良い人を辞める、嫌われても良いと考える
社会に出るのが怖いと感じている人には共通の特徴があるのではないかと思います。
それは社会に出るのが怖いと感じる人の特徴は心が弱くて傷つきやすいということ。
ちなみに私もドンピシャで上記に当てはまります。
そのため、ミスをして人から嫌われたらどうしよう。怒られたりしたらどうしよう。と失敗する未来を想像して恐怖を感じてしまいます。
そんな不安な気持ちを克服するおすすめの方法は良い人を辞める、嫌われても良いと考えることです。
私がひきこもりニートだった当時、就職した経験がない私は社会人に対して未知の恐怖みたいなものを感じていたんですよね。
社会人になったら人とうまく付き合わなきゃいけない、みんなの役に立たなきゃいけない。
そんな完璧な人間にならなくてはいけないと自分で思い込んでいました。
でも実際はそんなことは不可能なんです。
人数が多い職場であれば、80%以上の確率で自分と相性の悪い人間はいるでしょう。理不尽な上司がいることだってよくあります。
そんな人たちにまで好かれようとするのは精神的負担が大きすぎますし、そんな必要はないです。
冷静になって考えてみると分かりますが、自分が好きな人にだけ好まれることができれば、どうでも良い人には嫌われたって問題なくないですか?
私もずっと八方美人で生きてきましたが、よく考えてみると嫌いな人に好まれてもメリットは何もないのです!
これは職場の人間関係のだけにかぎらず私生活でもそうだと思います。
私の経験だと、良い人を辞めて嫌われる覚悟を持てれば生きることがかなり楽になるはずですよ!
仕事はお金を手に入れるための手段でしかないと考える
仕事なんてお金を手に入れるための手段なんです。
1つ前の項目で言ったように、職場の人間関係なんてどうでもいいし立派な社会人になれなくても問題ありません。
給料さえ貰って私生活を楽しめればそれでハッピーです!
自分が大好きな仕事に就いている方は当てはまらないかもしれませんが、好きなことを仕事にできている人なんてほんの一部ですよね。
なので、仕事はお金を手に入れるための手段と割り切って考えられるようになればかなり気持ちが楽になるはずです。
少なくとも私はそうでした。
私は人間関係や仕事への恐怖から長いことひきこもり生活を送っていました。
しかし、しばらくして生活するためのお金が底を尽きはじめたときに思ったのです。
「もう体にムチを打ってでも働くしかない!!」、「立派な社会人になんてなれなくても良い。仕事なんてお金を手に入れるための手段にすぎないし、仕事の人間関係なんてどうでもいい。」
そう開き直って就職活動をスタートしました。
人からどう見られるかを気にしすぎるのは良くないみたいな言葉がありますが、あれ本当にそうなんですよ!
完全に気持ちを割り切った影響か、就職活動の面接でもまったく緊張せずに見事入社。入社してからも上司に向かって言いたいことを言える人間になることができました。
そんな感じで考えを少し変えるだけで、急に気持ちが軽くなるのでおすすめです!
仕事に対するイメージを変えるのまとめとしては下記です。
- 良い人を辞めて嫌われる勇気を持つ
- 人からどう見られるか気にする必要はない
- 仕事なんてお金を手に入れる手段
言いたいことを言えないとすっっごいストレスが溜まるので、これから社会人になる方は相手からの好感度が下がろうがなんだろうが強気で言うことをおすすめします。
そういう強い姿勢で臨むうちに働くことが怖いという不安が軽減されていくはずですよ!
STEP.3 就職するきっかけを考える
3つ目は就職するきっかけを考えることです。
実家を出て気楽に生活したい。一人暮らしをするためのお金を貯めたい!
大好きな車を買うためのお金を稼ぎたい!
友達と遊び歩いたり飲みに行くためのお金を稼ぎたい!
上記にかぎらず理由は何だってOKです。
目標があるかないかによって心のモチベーションはかなり違うと私は思います。
目標もなしに「働くのが怖いけど就職しなきゃ。。」と考えるよりも、「働くのは怖いけど車を買うためにお金を稼ぎたい!」と考えた方が精神的にもかなり楽だと思いませんか?
次の項目で私が就職することを決意したきっかけを紹介しますね!
心が弱かった私が就職したきっかけ
社会が怖いとずっと怯えていた私がニートを辞めて就職したきっかけを紹介しておきますね。
先ほど言った生活をするためのお金が底を尽きはじめたというのも1つの大きな理由ですが、他にも就職するきっかけになったことがいくつかあります。それは以下。
- 心の病気を持っている私はいつまで会社員として働けるか自信が無い
- そのため早い段階でお金を稼いでそれを元手に何かしたい
- 家でできる仕事に挑戦して住む場所に囚われない生活をしたい
行動に移すなら早いほうが良いと思ったこと、行動に移すためにはお金が必要だということを踏まえて、とりあえず働くしかないと思いました。
これはあくまでも私の体験談ですが、参考になれば嬉しいです!
これからニートを脱出しようと考えている方は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
どうしても働くのが怖いと感じたら適職を探そう
社会に出るのが怖い、働くのが怖い。
どうしてもそんな考えが消えず、とても就職なんて無理って方もいますよね。
特に心の病気を持っている人に多いかと思います。
私自身もいくつか心の病気を持っていますが、辛いときは本当に動けないです。
そんな方は自分が穏やかな気持ちで出来る仕事を探すのが良いかと思います。
自宅で出来る仕事とかですね!
下記で紹介しているWebライターは楽な仕事とは言えませんが、自宅で自分のペースでできるという強みがあります。
なによりも自分の身体が大切なので、自分に合った仕事を探してみてくださいね!
誰かに不安な気持ちを相談したい、自分の思っていることを聞いてほしいって方は下記からぜひコメントをしてくださいね!
私も24時間以内には返事できますし、不安な気持ちを抱えている方同士で話し合っていただくのも良いかと思います!
コメント
私は3年間引きこもりになっています。こちらのサイトを最近拝見し、いくつかの記事を読ませていただきました。様々な理由があって、一言で自分が引きこもりになった理由を伝えることは難しいですが、言いたいことを相手にはっきり言えず、溜め込んだストレスが主な原因の一つだと自分では思っています。八方美人でなくてもいい、良い人間でなくてもいい、こういった話は最もだと思いますし、実際そうなりたいとも思います。しかし、私は特に威圧的な人に向かってはっきりと自分の意思を主張することが非常に恐ろしいです。そういった気持ちを安心して相談したいと思える人がこれまでいませんでした。話が纏まっていませんが、十分に長文になっていますのでここで終わりとして感想をお伝えします。このサイトを読んで良かったと思っています。ありがとうございました。
>> FKOさん
コメントありがとうございます!
記事を読んで良かったと言っていただき本当に嬉しいです!
記事でえらそうに書いていますが、私もいまだに自分の意見を主張するのは苦手です。。
しかし昔の自分だったら「反論するのは怖い、おとなしく黙ってよう。」となるところを、苦手ながらも立ち向かえるようにはなりました。
FKOさんは今とても辛い状況だと思いますが、少しずつ立ち直れるように微力ながら応援しています!