ニートを脱出して働きたい!
この記事を読んでくれている多くの人はそんな方たちだと思います。
職歴のない自分はアルバイトから始めるべき?それともすぐに正社員を目指したほうが良いのかな?
わたしは社会復帰を目指すときにそんな悩みを抱えたことがあります。
結果的にわたしはアルバイトからスタートすることにしたのですが、その道を選択した経験から言いますと職歴のないニートは自分の年齢や目標を考えてアルバイトか正社員かを選ぶべきです。
曖昧な結論を書いてしまいましたが、これから詳しく解説していくので気になる人はぜひ読んでみてくださいね!
職歴のないニートはアルバイトから始めるべきなのか
自分の目指したい仕事による
アルバイトから始めたほうが良いか、正社員を目指した方が良いのかは自分が目指したい職種によって変わります。
ここではITエンジニア、フラワーショップの話を例として解説したいと思います。
□ITエンジニアの場合
ITエンジニアのような仕事は関連するアルバイトなんてほぼありません。
すでにプログラミングの知識を持っている人がフリーで仕事を受けれることはありますが、そんな技術を持っている人なんてかなり稀ですよね。
よってITエンジニアを目指す場合は職歴とか気にせずにすぐ正社員を目指すべきです。
ITエンジニアとして就職する人の多くはITについて何の知識もないまま入社、入社後に知識をどんどん会得していくというパターンがほとんど。そのため早い段階で会社に入社したほうが技術を勉強できるため有利です。
□フラワーショップの場合
フラワーショップの仕事の場合、未経験から受けれる正社員の求人なんてそもそもありません。
新卒であればそのタイミングで稀に未経験から正社員になれることもありますが、その他の場合はほぼ100%ないと言っていいです。
わたしは以前にフラワーショップでアルバイトをしていた経験があります。
ニート生活を送っている際に「自分が好きで本気になれる仕事をしたい!」とフラワーショップで働くことを決意したのですが、当時ネットや求人情報誌をいくら探しても正社員求人なんて見当たりませんでした。
有名なフラワーショップの公式サイトには正社員募集の記載はあるものの、3年以上はたらいた経験のある人に限る。などと未経験者はNGな会社ばかりでした。
そこで正社員は諦めてアルバイトとしてフラワーショップで働くことになったのですが、バイトを始めてから店長にあることを聞きました。
フラワーショップの仕事はアルバイトやパートから正社員に昇格するパターンがほとんどだよ。と言っても本社に選ばれた人しか正社員にはなれないけども。うちの店は店長のわたし含めて正社員1人もいないからね。
わたしの経験談が少し長くなってしまいましたが、何を伝えたかったかというとフラワーショップのようにアルバイトから始めるしかない職種も存在するということです。
そのため、自分が目指したい職業に合わせてアルバイトから始めるか、すぐに正社員を目指すのかを考えるべきです。
20代後半の場合はすぐに正社員を目指す方が良い
職種によってアルバイトから始めるか正社員を目指すか考えたほうが良いと言いましたが、もしあなたの年齢が20代後半(特に28〜29歳)であるならば急いで正社員を目指したほうが良いです。
未経験者を募集する求人の多くは29歳までの制限が付いているものが非常に多いです。そのため30代になってしまうと選べる幅や職種が減ってしまいます。
もちろん正社員になりたいと考えているのであればですが、20代後半の方は早めに正社員として就職することをおすすめします。
関連記事:20代ニートから就職したけど何か質問ある?仕事が見つからない20代必見!
20代前半、10代の人はアルバイトで慣れるのもあり
職歴のない20代前半、10代の人はアルバイトで社会復帰のリハビリをするのも全然有りです。
わたし自身もそうでしたが、ニート期間が長くなると自己肯定感がすごく弱くなって自信を無くしてしまうんですよね。そんな人はアルバイトに挑戦して自信を取り戻したり、人と接するコツを思い出すのも1つの手。
ですが、大学の新卒者と同じように多くの会社から就職先を選びたいと考えている人は25歳までに正社員を目指したほうが良いです。
わたしがお世話になった就職エージェントさんが言っていたのが下記。
あまり知られていないけど、25歳以下であれば新卒と同じ条件で扱ってくれる企業はかなり多い。20代後半でも選べる幅はそこそこあるけど、未経験者が最も良い状態で就職活動できるのは25歳までだよ。
もちろん対応は企業によってさまざまなので一概には言えませんが、最も良い状態で就職活動をしたいと考えているならば25歳までに行動に移すことをおすすめします。
30代以上のニートは急いで行動に移したほうが良い
30代になってしまうと未経験で受けれる求人の数がかなり減ってしまうのが現実です。
ですが、30代前半であれば受けれる求人は少ないながらも存在します!
詳しくは下記の記事で解説しているので気になる方は読んでみてくださいね。
関連記事:30代ニートは就職相談を利用しよう | 職歴無しからの就職活動を紹介!
アルバイト経験は就職活動に有利?
ニートよりもフリーターの方が就職活動は有利
当然ですが、職歴ゼロのニートよりもアルバイト経験のあるフリーターのほうが就職活動で有利です。
少し前まではフリーターは非正規雇用だからニートと対して変わらないと同じくくりで話されることもありましたが、就職活動においてフリーターとニートは同じではないです。
ですが、職歴を気にせず人物重視の採用をはじめている企業が最近増えているのも事実。
そういった企業の面接では、アルバイト経験があるフリーターが有利とは言えないかもしれません。
目指す職種に関連するアルバイトが出来れば最高
わたしの経験としても、社会に出るリハビリとしてアルバイトを始めるのは非常に良いことだと思います。
その際に選ぶアルバイトは好きなもので全然OKですが、目指す職種に関連したアルバイトが見つかるならばそれを優先することをおすすめします。
自分の経験としても役立ちますし、就職の面接においても関連したアルバイトの経験は非常に有利です。
関連したアルバイトを体験するうちに「想像していた仕事と違った。」と感じた際に辞めやすいのも1つのメリット。正社員として就職してすぐに心を折られるより全然良いですよね!
正社員(正規雇用)とアルバイトの違い
正社員の方が給料・待遇が良い
当然アルバイトよりも正社員のほうが給料・待遇面(有休・ボーナスなど)が良いです。
ですが車の整備士、飲食の調理など正社員でも待遇がひどい職種が存在する点には注意。特に車の整備士は週5日働いて給料が10万ちょっとなんて自体もあります。
上記のはかなり稀なパターンですが、職種によっては正社員でもアルバイト並みの給料しかもらえないことがあるので気をつけてください。
正社員として働いた職歴は面接などで有利
フリーターとしてアルバイトをしていた経験よりも、正社員として働いていた職歴のほうが有利になることは多いです。
ですが正社員としての職歴はごまかしづらいという欠点もあります。
アルバイトであれば本来3ヶ月しか働いていないところを5ヶ月にする、なんてことが良くはありませんが簡単にできてしまいます。
ですが正社員として働いた期間をごまかすのはバレるリスクが出てきます。
なので正社員の職歴を書く際には、短期間で退職してしまったとしても期間を偽るのではなく、相手が納得できるような理由を考えたほうが良いです。
アルバイトのほうが気楽に挑戦できる
正社員よりもアルバイトのほうが気軽に挑戦しやすいです。
正社員は何かミスをしたときに責任を取らなくてはいけないため、会社を背負っているというプレッシャーが嫌でもともないます。
それに比べてアルバイトのプレッシャーはかなり少ないです。
アルバイトが万が一ミスをしても責任を取るのは正社員。言い方は悪いですが立場的に身軽です(あとで正社員にはめっちゃ怒られるだろうけど)
そして正社員は簡単に辞めることができませんが、アルバイトであれば簡単に辞めることが可能。そのためいろいろな仕事に挑戦できるのがアルバイトの大きなメリットです。
まとめ
この記事の内容をまとめると下記です。
- アルバイトから始めるか、すぐに正社員を目指すのが良いかは年齢・職種によって違う
- ニートよりもフリーターのほうが就職活動で有利になることが多い
- アルバイトよりも正社員のほうが給料・待遇が良い
- いろいろな仕事に挑戦して相性の良い職種を探したいならアルバイトがおすすめ
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